施工内容

鉄筋ガス圧接継手

鉄筋ガス圧接継手
鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の鉄筋工事では、鉄筋を所定の長さに切断した状態で現場に搬入するため、現場では鉄筋の継手が不可欠です。
鉄筋継手方法の1つとして「ガス圧接継手」が存在します。
ガス圧接継手は鉄筋端面同士を突き合わせ、
その周辺を酸素・アセチレン炎で加熱すると同時に加圧することで、金属結合されて一体となる継手です。

各種フレア溶接

各種フレア溶接
フレア溶接は、鉄筋同士を重ね合わせた部分をアーク溶接を用いて接合する手法です。
フレア溶接によって鉄筋を重ね合わすことで、鉄筋自体の強度も向上します。
耐震補強工事の高速道路高架橋や橋梁、又大型建築物等で、 柱フープ筋、鋼管杭ひげ筋、床スラブ筋等の接合に用いられ施工されています。
当社はフレア溶接の資格を取得し、日々フレア溶接の施工を行っております。

鉄筋溶接継手(CB工法)

鉄筋溶接継手(CB工法)
溶接継手は様々な工法がありますが、「CB工法」はセラミックス製の裏当てが溶接作業後に外れて溶接部を直接目視検査(外観検査)出来る品質重視の工法です。
また、太径の施工スピード大幅アップおよび芋継ぎ可能な継手位置の単純化も魅力です。
「CB工法」は、大阪府と愛知工業大学およびゼネコン5社により開発され、大阪府の意向により一般的に使用出来るようにするため「CB工法協会」が工法の技術管理等を行っています。当社は、CB工法協会の会員として技量の確保と品質の確保に努めています。
(評価書は「CB工法協会」ホームページに掲載されています。https://www.cb-process.or.jp/
溶接継手の特徴は、定位置接合が可能(縮みが無い)・芋継ぎ可能(A級継手・全数継手(ただしヒンジゾーンを除く))・施工スピードが速い(D38で60〜70秒)などがあります。
「CB工法」の特徴は、溶接部全周が直接外観検査出来ることです。
セラミックス製の裏当て材を使用するため溶接金属と融合せず、施工後に裏当て材を取り外せることにより外観検査と次工程へのストレスを解消できています。
圧接のコブや鋼製裏当て材のように施工後に鉄筋径を超える部分がほとんどありません。

鍛冶工事一式

鍛冶工事一式
鍛冶工事には、部材である鉄骨の加工や、図面に忠実に行なうパーツの組み上げ、設計図をもとにした現場での部品加工、溶接や切断を行い建物の下地などの仕上げ、など、さまざまな作業が含まれます。
加工においては精密さが求められる工程が多く、建物を設計通りに組み立てるためには1mmの狂いも許されません。
また、鉄骨工事の柱と梁などをジョイントする部分を溶接したり、部材の長さ調節のために溶断したりすることも重要な仕事の1つです。この作業は高所で行なうことも多く、高温のガス溶接機やアーク溶接機を使用するので危険をともないますが、作業スタッフ一人ひとりが十分な経験と技術のもと、さまざまな現場に事故なく対応しております。

杭頭補強筋溶接

杭頭補強筋溶接
杭頭補強筋は、基礎と杭を一体化させるため必要な部材です。一般的な異形鉄筋や、杭頭補強専用の鉄筋を使います。
杭は地震時に生じる水平力を伝達する役割があります。杭の天端(杭頭)にも曲げモーメントとせん断力が作用しており、この応力は地中梁に伝達されます。

鉄筋継手部 超音波探傷検査

鉄筋継手部 超音波探傷検査
品質管理は、溶接施工者による外観検査(自主検査)と第三者検査機関による抜き取りによる引張試験または超音波探傷検査(第三者検査)により行います。
外観検査は第三者検査においても抜き取りで行われるため、より精度よく管理できます。また、溶接部が直接確認できるため溶接についての詳しい知識が無くても施工が間違いなく行われているか確認できます。